不動産のポータルサイトなどで物件情報を収集する際や不動産会社に相談するときには、ご自身の希望する条件が明確なほど、住みかえはスムーズに進みます。交通の便、買物・学校・病院・公共施設などの利便施設、住環境、地域の発展性など・・・現在のお住まいで改善したい点、住みかえ先の夢や希望、暮らし方などをご家庭でじっくり話し合い優先順位をつけましょう。 |
マイホーム取得には、物件の代金以外にもさまざまなお金がかかってきます(諸費用)。資金計画に置いて重要なことはいくら借りることができるかではなく「住宅ローンが終了するまで幾らなら無理なく返せるか」を念頭に資金計画を立てる事と思います。 その為には現在の家族構成や将来の収入についても、希望的な観測をしないシミュレーションが必要になってきます。 用意できる自己資金を整理したり、ご家族からの援助などがある場合も、早めに相談しておきましょう。 マンションなどでは、月々の管理費・修繕積立金や駐車場なども考慮し、返済計画を立てることが大切です。 |
エリアや予算など目安がきまりましたら物件を探してみましょう。希望に近い物件がありましたら積極的に物件を見に行きましょう。日当たり、風通しなど図面ではわからないこと、最寄りの駅へ所要時間などの周辺環境をよく確認します。 物件見学は土日の日中に行う方が多いのですが、気に入った物件については、平日の様子や夜の状態なども確かめてみましょう。通勤通学の手段、渋滞や電車の混雑状況など、住むことを想定してチェックしましょう。 |
購入したい物件が決まりましたら「購入申込」を行います。売主と契約条件を調整・確認し、その後、売買契約の流れになります。売買契約に先立って「重要事項説明」を不動産会社より受けます。重要事項説明書の内容を十分に理解したうえで契約に臨みましょう。 重要事項説明とは、売買契約に先立って、物件にかかわる文字通り重要な事項を説明するものです。これは宅建建物取引主任者の有資格者が「重要事項説明書」を用いて説明を行います。 |
住宅ローンを利用される方は、売買契約後に金融金に借入の申し込みを行います。ローンにはさまざまな商品があります。申し込み後、金融機関より融資の審査結果についての連絡があります。住宅ローンを利用する場合、融資承認後に融資が実行されるまでの間に、金融機関との間で金銭消費貸借契約と抵当権設定契約を締結します。 |
ローン承認がおり、金銭消費貸借契約(金融機関と締結する住宅ローンの借り入れについての契約のこと。金消契約、住宅ローン契約とも呼ばれる。)をしましたら、いよいよ残代金支払いと物件の引渡しを受けます。 売主様と調整し、残代金決済日を決めます。 |
いよいよ待望の入居です! お引越しでは、住民票の移動届や学校への転校届をはじめ、電気・ガス・水道・電話の移転手続き、金融機関・保険会社への住所変更届、さらに荷物の整理・梱 包、粗大ゴミ の処分、冷蔵庫内の食品の処分、近所へのあいさつなど、やらなければならないことがあまりにも多くあります。どこで何をしなければいかない か、誰に何をしなければいけな いかなど、あらかじめ計画を立てて準備しておきましょう。 |